スマホだけで確定申告ができます
会社員の場合には、基本的には確定申告は不要です。でも、最近は副業をするなどで、確定申告をする方も増えています。私も毎年確定申告をしているのですが、昨年までは、PCで申告書を作成し、プリンターで印刷して郵送していました。もちろん、税務署に持参してもいいのですが、並ぶのは嫌いなので・・・。
郵送なら出向かなくてもすみますが、それでも源泉徴収票や生命保険料控除証明書、本人確認書類などを添付し、控えを返信してもらうための封筒に切手を貼って同封、などまあまあ煩雑な手続きでした。
令和3年の確定申告も新型コロナ肺炎の影響で、申告期間が4月15日までと1ヶ月延長されました。ならば、新しいことに挑戦してみようかと、スマホでの確定申告を試みたのです。
結論から言いますと、、、簡単に終わりました!郵送するよりも早く。プリントアウトも必要なければ、なんと、添付書類も不要。返信用の封筒だって不要です。使ったのは、スマホとマイナンバーカードだけ。
50代はまだ若い! 便利なものは今のうちから積極的にトライ!
どんなケースでもスマホだけで確定申告ができるわけではなく、例えば住宅ローン控除の最初の年で確定申告が必要、という場合は、まだスマホではできないようです。でも、医療費控除はできるようです。
スマホでできる確定申告については、昨年こちらに情報が出ていました。
→スマートフォン × マイナンバーカードでe-Tax!進化するスマート申告!
さて、このシステムを利用するには、マイナンバーカードが必要です。さらには、行政手続きがワンストップでできたりもする「マイナポータル」への登録も必要です。もしかしたら、このあたりの手続きで挫折する人もいるかもしれません。でも、このマイナポータルも将来性を秘めています。自分の情報が管理されたり、把握されたりするのでは? という疑問もあるでしょうが、一方で確定申告をスマホでできる、健康保険証に代わる、介護保険の申請ができるなどの利便性もあります。
年齢を重ねれば重ねるほど、新しいものを取り入れていく気力が無くなっていく傾向があります。でも、便利なものは、年をとればとるほど必要になるもの。50代のうちから諦めないでください。新しいものを理解して使っていく、という習慣をつけておきたい年代です。
該当する確定申告で、マイナンバーカードと適応するスマホをお持ちの方は、ぜひスマホでの確定申告に挑戦してみてくださいね。4月15日までできますので、今年はチャレンジしてみるチャンスです。