王子に学ぶ7ヶ条

DC

お金の知恵アカデミーの高田です。

ドラマ「王様に捧ぐ薬指」に毎週釘付けなので、今日は王子のお話しです。(特に犬のネギに夢中です)。

先日、セゾン投信の中野会長が退任するというニュースが流れました。中野会長は2006年にセゾン投信を設立し、その時々の流行のものに乗り換えていく投資方法ではなく、長期・分散・積立を広めてきた第一人者です。

iDeCoもつみたてNISAも今ほど一般的ではない時代から積立投資の必要性を全国に伝えていらっしゃいました。なかなかのイケメンさんなので、「積立王子」とも呼ばれている方です。退任報道は波紋を呼びましたが、退任の理由は私の知るところではないので今日は、中野さんがおっしゃっていた

「長期投資の心構え7箇条」

をご紹介します。

1.投資目的をしっかり見据えること
2.将来の成長を見いだせる投資対象にお金を投じること
3.長期投資とは買ってから保有を続けること
4.価格が価値に収斂(しゅうれん)するのをじっくり待つこと
5.長期で続けるためには積み立て投資が有効
6.下落相場でも自然とニコニコする
7.長期投資家は明るい未来を信じる

ここ数年でお金を増やすということではなく、だからこそ将来の成長を期待できるものに投資し、売ったり買ったりを繰り返すのではなく、保有する。そして、積み立てであれば、相場が下落するということは安く買えるということだから、自然とにやけちゃう。というようなことでしょうか。

私は、最後の条項がとても好きです。明るい未来を信じる。これは、もっと便利で豊かな社会の実現に向けて、人々が努力していくだろうし、だからこそ、経済も成長していく、と未来を信じるからこそ、投資ができるということです。

でも、自分のことにも置き換えられると思いませんか?未来の自分を信じていなければ、時間がかかる長期投資なんてしないでしょう。未来の自分も明るく豊かかであってほしいと願うから、未来に向けてお金を投じることができるんですよね。

あ、長期投資というと、50代、60代、70代の方は自分にもう遅い、と思ってしまう方もいると思うのですが、そんなことはないです。例えば60歳から始めても、20年後はまだ80歳です。

明るい未来を信じて投資するって素敵だと思いませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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