健康寿命を延ばすためにこれをしよう!

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

「健康日本21」を聞いたことありますか?厚生労働省が行なっている国民の健康増進を目指した取り組みで、健康に関するさまざまな目標数値が設定されています。

目的の一つに「健康寿命の延伸」があります。どんなに長生きしても、介護される期間が長くなってしまうのは不本意ですよね。といっても、何にどのように取り組めばいいのかはわからないので、ぜひ、この「健康日本21(第3次)」を参考にしてください。

まず、運動。これは以前もメルマガで取り上げたこともあるのですが、大事なことなので、もう一度。日本では、非感染症疾患の死亡の危険因子は、喫煙、高血圧に次いで「身体活動・運動の不足」は3番目なんだそうです。なのに、日常生活における歩数、運動習慣者の割合は減少傾向なんだとか。運動習慣は本当に大切なので、ぜひ取り入れてください。

目標は、

・20〜64歳 1日8,000歩
・65歳以上 1日6,000歩

続いて、飲酒。

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人が男性は横ばい、女性は悪化傾向だとか。がんや高血圧、脳出血、脂質異常症などの健康問題のリスクは1日平均飲酒量とともにほぼ直線的に上昇するそうですよ!この「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」はどのくらいかというと、1日あたりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上。なので、この数値以下であれば、まあ適量ということなのでしょう。ちなみに、20gは

・ビール 500ml(ロング缶1本)
・日本酒 180ml(1合)
・ウイスキー 60ml(ダブル1杯)
・ワイン 200ml(グラス1杯強)
・アルコール度数が高いほど、量は飲め

ないので、うまく選んで飲んでくださいね。

もう一つ、ご紹介したいのが、「歯・口腔の健康」です。厚生労働省の調べ(※)によると、過去1年間に歯科検診を受けた人の割合は、

男性52.1%、
女性63.1%。
※令和4年歯科疾患実態調査

意外に多いですね。だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬い食品もほぼ満足に噛めるのだそうです。80歳になっても20本以上歯を残そうという「8020(はちまるにいまる)」運動が提唱されています。先ほどの調査によると、令和4年で80歳の人で20本以上の歯がある人は、51.6%と約半数。歯の喪失の主な原因は歯周病ということですので、早いうちから定期的な歯科検診を受けて、歯周病予防のためにも歯磨きしましょうね。

ちなみに、デンタルフロスや歯間ブラシを使う人は約半数だそうで、私は水で掻き出すジェットウォッシャーを使っています。これを使い始めてから、いつも、歯医者で「きれいにお掃除できてますね」と褒められます(笑)。

日本は健康保険制度が充実しているので、病気になった方がかかるお金は少なくて済むかもしれません。でも、元気に長い期間稼げる力や、心の健康も考えると、いかに健康でい続けるかがとても重要です。病気にお金をかけるのではなく、病気にならないためにお金をかけることを考えてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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