2021年7月の記事
で「SDGsが、投資の世界においても、とても重要なキーワードになっているのですが、それはまた次回に。」と言ったのに、次回は全然違うことを書いていました(汗)。というわけで、今回はSDGsと投資について触れたいと思います。
2006年、当時の国連のアナン事務総長が投資の意思決定プロセスにESGを組み入れる責任投資原則というものを提唱したことから始まります。
ESGとは
E=Environment (環境)
S=Social(社会)
G=Governance(企業統治)
の3つの言葉の頭文字です。この3つの観点から、その課題にどう取り組みどのような成果を出しているかに着目して
企業を評価して投資しようというのがESG投資です。え?SDGsじゃないの?と思った方、もう少しお付き合いください。
ESGへの取り組み例として、マクドナルドは次のようなことを行なっています。
環境保全として
・プラスチック削減(紙コップや紙袋へ)
・ハッピーセットのおもちゃリサイクル
社会とのつながりとして
・病気と闘う子供とその家族のための滞在施設であるドナルド・マクドナルド・ハウスの支援
・小学校のための教材「食育の時間+(プラス)」
を作成して食育授業支援
など。
(ごく一部をwebサイトから抜粋しました。)
このように、どのような取り組みをしているか、企業は公表しているので、見てみると面白いですよ。
ESGに取り組むということは、その結果として「SDGs 持続可能な開発のための世界共通の目標」につながるということなのです。
SDGsは民間の取り組みなしには実現しないので、投資家が企業の取り組みを評価することで、より持続可能な社会の実現を推進できるということです。
私たちが投資するお金もSDGsに繋がるのです!ですから、投資先を選ぶ時の一つの視点として、ESG、SDGsはとても重要なポイントなので、ぜひ、意識してみてくださいね。
自分で企業を探すのは難しいなという場合には、投資信託のESG、SDGs関連ファンドを通じて投資するのもいいと思います!