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年金

老後2,000万円問題、今は何万円問題?

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。老後2,000万円問題、というのがあったのを覚えていますか? 問題勃発(笑)は、2019年でした。金融審議会の市場ワーキング・グループの報告書「高齢社会における資産形成・管理」というものの中で、その問題が起きました。この報告書、50ページを超える大作な のですが、2000万円問題に該当する部分は、次の3行弱の部分です。 […]

日本の年金は年率何パーセントで運用されている?

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。 誰もが加入している年金ですが、将来もらえるのかという不安も多いですね。年金制度を長持ちさせる取り組みの一つが、年金積立金です。積立金は、年金保険料のうち、給付に使われなかった分を将来の給付のために積み立てているものです。 その積立金の運用を行なっているのが「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)です。 もしかし […]

60歳以降も働くと年金はどうなる?

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。 60歳、といえば、一昔前は、定年退職の年齢でしたが、最近は雇用延長などで、60代でも働くことは珍しくありません。就業率を見てみると、 60〜64歳 男性 83.9% 女性 62.7% 65〜69歳 男性 61.0% 女性 41.3% 総務省「労働力調査」(令和4年)と、多くの方が働き続けていることがわかります。 60 […]

サードライフになる前に、50代・60代でしておきたいこと

お金の知恵アカデミーの高田です。 先日、主に老年期の方のさまざまな困りごとの相談に応じていらっしゃる方とお話しする機会がありました。その方(Aさん)から教えていただいたキーワードが「サードライフ」。 私もですが、多くの方は仕事を引退した後の「セカンドライフ」は意識していても、その先にあるまた次のステージまではなかなか考えられないかもしれません。 サードライフとは、なんらかの支援が必要な期間というこ […]

セカンドライフに向けて必要なのは●●

お金の知恵アカデミーの高田です。 先日、特別支給の老齢厚生年金を受給する年齢になったが、まだ受け取りたくないので、繰り下げしたい、というご相談がありました。以前は、厚生年金は60歳から支払われていたのですが、だんだんと支給開始年齢が繰り下げられ、最終的に65歳からになりました。 その段階的措置がまだ行われていて、昭和41年4月1日以前生まれの女性については、63歳から、64歳からなどちょっと早めに […]

一般論じゃなくて、ほんとに参考になる本のご紹介

今回は、長年、お仕事を通じて仲良くさせていただいている専門家の方2人の著書をご紹介したいと思います。 50代以降の方にはバイブルになるような書籍です。40代の方には、これからどのようなことに直面するのかを知っておいていただくのにとても参考になると思います。 20代、30代の方はご両親などがこのような局面にいるんだなということを実感していただけると思いますし、読むのが面倒でしたら、ご紹介してあげてく […]

ちょっと違うよ!「正直不動産」から学ぶリバースモーゲージ

今回もまたドラマ絡みで失礼します。NHKで放送されている「正直不動産」。第一話から欠かさず見ています。 以前は嘘ばっかり、うまい話しばかりして成約をしてきたやり手の不動産営業マン(山下智久さん)が、ある時、正直なことしか言えなくなってしまい、売るには不都合なことでも、お客様にとってリスクがあることであれば正直に話すようになった、というお話です。 数々の専門用語が出てくるのですが、それが何のことなの […]

50代からでも遅くない!iDeCoの年齢延長

iDeCoの加入期間が65歳までに延長されます! iDeCo(個人型確定拠出年金)は20歳以上60歳以下のいわゆる現役時代に掛金を拠出して、60歳以降に受け取り、老後資金として活用する、というものです。 ただし、60歳から受け取るには、10年以上の加入期間が必要なので、50代になってから始めると受け取りまでの空白期間のようなものが生じてしまうため、50代だと、使い方が難しかったのです。このiDeC […]

節税するならどっちがお得?iDeCoと個人年金保険

今年も残すところあと1ヶ月。 会社員の方はすでに年末調整用の資料を提出済みだと思います。年末調整や確定申告の時期は、税金のことを考えるきっかけになりますね。投資をしながら所得税の節税にもつながる方法があるのをご存知ですか? 一つはiDeCo(個人型確定拠出年金)です。そして、老後の資金準備という点では個人年金保険も挙げられ、どちらも所得税や住民税の節税につながります。iDeCoは掛け金が全額「小規 […]

知ってましたか? 81歳が損得の分かれ目!

私ごとですが、今週、誕生日を迎えました。誕生日といえば、「ねんきん定期便」(笑)毎年誕生月に届いているはずです。ちゃんとチェックしてますか?今年、私のところに来た定期便には、興味深いことが記載されていました。 「70歳まで受給開始時期を遅らせると年金額が42%増えます」 というようなこと。すごくないですか! 65歳からもらえる本来の年金額が100万円だとすると、5年間待って70歳からもらうことにす […]