いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。
日経新聞が配信していた「近づく金利がある世界、住宅ローンに逆風か」という映像を拝見していました。「金利がある世界」ってうまい表現ですね。ほんと、今はマイナス金利政策で、預貯金金利は無いも同然な世界です。でも、住宅ローンを借りていた方、特に変動金利型を借りていた方には、よき世界なのではないでしょうか。
配信では、物価も上がるけど、賃金も上がるという、本来あるべき姿の金利上昇になれば、住宅ローンの金利も上がるだとうというお話しでした。また金利上昇のリスクヘッジはどうしたらいいか、というような話題にもなっていました。私は個人相談の場では、変動金利型で借りるのもいいと思うけれど、もし金利が3%に上がったとしても返済できるくらいの借入額に抑えておくことをアドバイスしてきました。そこまで備えておけば、おそらく、金利上昇はイヤだけど、生活に困ることはないでしょう。
その余裕分をしっかり貯蓄しておいた方であれば、さらに大丈夫です!一方、今まで、返済額が低く抑えられていた分を、もし他のことに使ってしまっていたとすると、金利が上昇した場合のしわ寄せは大きいと思います。金利が上昇するにしても、目に見えて住宅ローンの金利が高くなっていくまでには、まだ時間はあると思います。
今のうちに、金利が上昇したと仮定した家計を作っておいてください。それが、今できる対策です!不安に感じているかたがいらっしゃいましたら、メールで聞いてくださってもOKです。
そもそも・・・
住宅ローンを重荷に感じているようでしたら、無理に支払い続けるのではなく、違う方法を考えたいですね。今のマイホームを所有し続けることが本当に自分の価値観に合っているのかもっとやりたいことがあるのではないか、なども掘り下げてみるといいのではないかなと思います。
何かが変わる時って、自分を見つめ直してっていうサインだと思ってます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。