50代以上だからこそ勧めたいiDeCo

DC イデコ

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

確定申告をしている方、いらっしゃいますか?私は、給与所得者ですが、2箇所からもらっていたりするので、毎年、自分で確定申告をしています。

自分でやるのって、面倒ですが、いろいろ知識や情報がアップデートされて勉強の機会にもなります。今年も無事に提出しましたが、改めて思ったのは、iDeCoの威力です(笑)。

iDeCoのおかげで、還付金がたくさんになって嬉しい(笑)。iDeCoの話は、何度かこのメルマガでも触れているので、重複するかもしれませんがお許しください。

iDeCoは個人型確定拠出年金です。自分で掛金を拠出して、自分で商品を選んで運用する年金です。年金ですから、もらえる(おろせる)のは60歳以降です。そして、メリットは税金の優遇があることです。税金の優遇の一つが、拠出した掛金が全額所得控除の対象になること。

昨年、私は毎月2.3万円の掛金を拠出していたので、年間27.6万円。これが税金にどのような効果があるかというと、例えば年収500万円で、所得税・住民税が約38万円だとします。この人は、年間27.6万円の掛金を拠出すると、所得税・住民税とも税率が10%なので、それぞれ27,600円ずつ税金が減ります。

合計55,200円!(iDeCo公式サイトで試算)

これだけの税金が返ってきます。この節税のためだけにiDeCoをやってもいいのでは?と思います。ただ、60歳まで下ろせないというリスクがありますね。なので、これからいろいろあるであろう若い方にはあまり勧められません。

でも、50代以降になったら、他にも貯蓄はあるでしょうし、60歳までおろせなくても、大きなリスクにはならないでしょう。運用リスクはあります。でも、iDeCoには、なんと定期預金もあります。つまり、ノーリスクで節税の恩恵だけ受けることも可能なのです。

経費として、一番安いところで、毎月237円がかかります。年間2,844円。でも、節税効果の方がずっと大きいですね。そして、税制改正が通れば、掛金の上限がもっと増える予定です。そうすれば、節税効果はもっと大きくなります。

そんなに毎月拠出できない、と思っている方。例えば、定期預金に眠っている貯金をiDeCoの定期預金に移してもいいと思います。繰り返しになりますが、このやり方はもう50代以降だからこそできること。

「いまさら運用しても」

という声が聞こえてきそうですが、違う目線で、活用方法を検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。