「預貯金口座付番制度」って知ってる?

いつもお読みいただき、ありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

みなさんは、「公金受取口座」の登録はしていますか?給付金などを受け取るのに、登録しておいたほうが早く受け取れるということで、登録した方も多かったのではと思います。

これとは別の制度で「預貯金口座付番制度」というものがあります。

金融機関へマイナンバーを届けておくことで、預貯金口座にマイナンバーが紐づけられます。たとえば、私が持っている口座すべてにマイナンバーを紐づけたとしましょう。

もし、私に万一のことがあったとき、遺族は、私の通帳を調べたり、郵便物を調べたりしなくても、どの金融機関に口座があるのかを一括で照会してもらえます。

それから、災害時にも役立つ可能性があります。災害時に避難していて、手元に通帳やキャッシュカードがなくても、マイナンバーカードがあれば、避難先の金融機関で口座情報を確認することが可能になるそうです。

マイナンバーと預貯金口座を紐づけたら国に資産を全部見られてしまうのではという漠然とした不安があるかもしれません。これに対しては、デジタル庁は、

「マイナンバーの届出をきっかけに、金融機関が国に預貯金残高などをお知らせすることはありません。従来より、国が預貯金者の口座情報を確認できるのは、法令に基づき、必要な社会保障の資力調査や税務調査などを行う場合に限られています。」

と回答しています。

登録方法は、マイナポータルにログインして手続きすることで、複数の金融機関の紐づけができるそうです。メリットを発揮する場面が、相続時と災害時ですから、ものすごく便利な制度というわけではありませんが、終活を考えたら、自分の頭がクリアなうちにできることの一つではありますね。

また、災害時にもマイナンバーカードがあればなんとかなるというリスク対策の一つにはなりそうです。制度を使うかどうかは人それぞれですが、「こんな仕組みがあるんだ」と知っておくだけでもいいと思いますので紹介しました。

最後までおよみいただき、ありがとうございました。

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