先日、元国税庁にいらした方に講師をしていただき、仲間うちで、暗号資産についての勉強会をしました。暗号資産の最近の状況もうかがったので、内容については、また近いうちにメルマガ等でシェアさせていただきます!
その勉強会の中で面白い瞬間がありました。現金とデジタル通貨の話などをしていた時にいわゆる「タンス預金」の話題になり……間髪入れずに講師の方がツッコミました。
「それはどこのどなたですか?」
ちなみに、講師の方は<元>国税庁なので、これは冗談ですし、笑うところです。ただ、税務署の調査って、こんなことがきっかけだったりするんだろうなと思いました。まるでドラマです。
本人はまさか脱税していると思わなくても、ひょんなことから調査が入ってしまうこともありえるようです。ポイントは噂話とSNS。
●●さんのお宅にうかがったら、すごい家具や絵画があったなんていう噂話など、どこで誰が聞いてるかわかりません。SNSに投稿するホームパーティの写真などもおうちの様子が丸見えですね。
以前のメルマガでも触れたことがありますが、競馬に勝ったことを周りに自慢したり、それから、ふるさと納税の返礼品も課税対象なんですよ。一時所得にあたるそうなので、50万円を超えなければ課税されませんが、200万円程度を寄付している人は、課税対象になるかもしれません。
その返礼品をSNSなどで紹介すれば、目をつけられる可能性も。本来なら、全て、ちゃんと自分で申告すべきこきことです。
まずは、正しい知識を持つことが大切。でも、自分で正しい知識を持っていても、周りの人も同じとは限りません。誰の耳や目が近くにあるかわかりませんので、ご注意くださいね。