よくある質問の一つです。
Q.積み立てをしているのですが、必要になると取り崩してしまうので、お金がたまりません。確実に貯めるにはどうしたらいいですか?
毎月、積み立て貯蓄していたとしても、家電の買い替えだとか、家族で帰省だとか、何かとまとまったお金が必要になりますね。そんな時に取り崩してしまうのは、仕方がないことです。取り崩すことへの対策は、いろいろありますが、今回は私が行っている方法をご紹介します。
私の方針は、絶対に貯めておきたいのなら「取り崩すのが面倒なもので積み立てる」そして、「取り崩しやすいものは取り崩すのを前提で積み立てる」
です。
具体的には、生命保険、投資信託、積立定期預金を使ってます。取り崩しにくさ(=手続きが面倒)は、
生命保険>投資信託>積立定期預金
です。
なので、確実に老後に回したいものは生命保険の商品を使っています。個人年金だけでなく、終身保険など貯蓄性が
あるものも使えます。
投資信託は、WEBで手続きすればすぐ売却できるのですが、現金化されるまでに数日かかるので、本当に売却していいか、考えるチャンスになります。
積立定期預金は、WEBで手続きすれば、一瞬で(笑)普通預金に入るので、ATMですぐにおろせるし、振り込みもできます。
というわけで、積立定期預金に入れているお金は、あまり「貯蓄」とは思っていません。ちょっと「お取り置きしておく」感じです。
でも、蓄えとして積立定期預金を使いたいというのは、間違いではありません。でも、ついつい使ってしまうという方は、メイン銀行ではないところにする、その銀行のネットバンキングはしない、など、ちょっと面倒くさいようにしておくのがコツです。
ただし、どの商品も本当にいざとなったら、現金化できる、というのも重要なポイントです。短期なら預貯金、長期なら運用商品、という分け方もありますが、使ってしまっては本末転倒。
なので、こんな視点で、お金の預け先を整理していただくのもいいと思います。