お金の知恵アカデミー(金融デザイン株式会社)の高田です。
先週に引き続き、昨日も持ち味マネーカードのワークショップがありました。そこで出た質問。
「私は投資向きなのですが、投資すると値動きが気になってしまいます。メンタルのコントロールはどのようにしたらいいですか?」
なるほど。
行動からの分析は投資向きでも、確かに値動きすることへの感情は、また別のことですね。私自身は、日々の値動きは気にならないのです。なぜだろう?と考えてみました。メンタルのコントロールはなかなかできないので、そうならない行動をする方がいいと思います。
・長期投資を前提にする
今日、明日の金額、今月、今年の金額が影響するのであれば、それは投資の方法がそもそも間違っています。比較的すぐに必要な資金であれば、それを投資に回してはなりませんね。10年、15年など長期で考えるのであればゴールはまだまだ先なので、今の金額は関係ない、くらいに思ってください。
・積立てを中心にする
株式をまとめて購入、など、一時に購入したものだと、上がった、下がったがわかりやすいですね。一目瞭然だと、余計に気になるものなので、積立中心にするといいと思います。積立でも、もちろんプラスやマイナスの表示はされるのですが、元本の合計額はサイト等を見に行かないとわからないので、一時に買った場合よりは、目にする(気が付く)頻度は減るのではないかと思います。
ほったらかしはよくない、と言われますが、購入当初に投資先を吟味さえすれば、ある程度ほったらかしでもいいと思います。しょっちゅう見てしまうと、下がっていても、上がっていても、売ってしまいたくなりがちです。でも、長期で投資するつもりなのですよね?そうであれば、見なければいいのです。いくらいなっているか、に注目するよりも、着実に、毎月など決めたペースで投資していくことに注力しましょう。
値動きが気になる方は、長期投資と積立で、途中経過はあまり見ない!今、やるべきことは淡々と積立てることです。将来を楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。