いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。
お金の知恵アカデミー(金融デザイン株式会社)の高田です。
さて、新NISAが始まりました。新NISAの口座で投資信託を購入する際「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらで購入するか指定します。ここはちょっと複雑ですね。年間の投資枠の上限は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。
つみたて投資枠は、長期の積立・分散投資に適した投資信託に限られているのですが、さあ、どちらの枠を優先して購入したらいいでしょうか?例えば、積立額が毎月10万円の場合、どのように振り分けますか?という質問を、いつも仲良くしていただいているファイナンシャルプランナー仲間のAさんとBさんに聞いてみました。
お二人とも同じ回答でした。
つみたて投資枠優先で、全世界株式の投資信託を購入。ただ、Aさんは個別株の投資が大好きな方なので、欲しい銘柄があれば、成長投資枠で、Bさんは今までの投信や個別株式を順次売却して、成長投資枠で再購入したい、という意向がありました。つまり、どちらの枠も活用していくということですね。
さて、私は、まずは、投資信託の投資先や過去の成績などを調べて、欲しいものを選びます。もし、その投資信託が、つみたて投資枠でも買えるものならつみたて投資枠へ、買えないものなら成長投資枠で購入しようと思います。
ただし、いいと思う投資信託であっても新NISAの対象外の場合には、違うものにします。やはり、利益が非課税というのはとても魅力的ですので。というわけで、皆さんにもぜひ、雑誌やYouTubeに頼らずに、ご自身で「これがいい!」というものを選べるようになって欲しいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。