名古屋モーニングから考える、コスパってなーに?

いつもお読みいただき、ありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

先日、仕事で名古屋に行ってきました。名古屋って、知れば知るほど、独特の文化ですね。関東とも関西とも違う、決して中間的ではない名古屋独特の文化。お金に対する感覚も、特徴あるなと思ったことがあります。

まずはモーニング。喫茶店でコーヒーを頼むと、トーストやゆで卵、サラダまでついてきます。なんてお得なんでしょう!と思うのですが、実は、コーヒー代自体は特別に安いわけではありません。関東人の私は、どちらかといえば、コーヒー自体の値段が安いところを探しがちな気がします。

そこに、食べたいものを追加していく感じでしょうか。これって同じようで微妙にちがって、名古屋のモーニングを紐解くと、「同じ金額を支払うのなら、最大限の価値を得たい」というものなんだと思います。

よく、コスパ重視、という言葉が使われますが、重視するのは、「安さ」なのか「リターンの最大化」なのかを自分の中でハッキリさせるといいですね。

たとえば、投資信託を1万円買うとして、手数料の安さを重視するのか、将来のリターンを重視するのか、によっても選ぶものが変わってきますよね。

もちろん、理論的な正解はあるのだと思いますが、この「損得感」みたいなものは、しっくりくる方を選んでおくほうが納得感があります。もう一つ、愛知県のお金にまつわるエピソードとしては、「学校から遠足のおやつは500円まで」と決められた場合のおやつの買い方があります。

たとえば、どうやったらぴったり500円に収まるかの組み合わせをゲームのように楽しむ、も一つの方法ですが、愛知県の子どもは480円や490円など、500円以内に収めて、残りは貯金する、というようなことがいわれています。

わたしなどは、ピッタリ使わないともったいない、なんて思ってしまいますが、この堅実さは、データにも現れていて、2019年全国家計構造調査では、愛知県の金融資産残高は全国第3位になっています。SNSやYouTubeなどが広まり、情報やノウハウは全国共通になりつつありますが、地域ごとの文化や慣習で身についたものもあると思います。

逆に、もっと広い世界を知って、身近なものに縛られないというのもありですね。何が正しいというよりも、自分にとってしっくり来る考え方ややり方を知ることで、気持ちよくお金と付き合えるのではないかと思います。

名古屋では、あんかけスパやひつまぶしをいただいたのですが、関東ではなかなか出会えない味を楽しみながら、こんなことを思った出張でした。

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