コロナ禍で増えた支出、減った支出

コロナ禍で外出もなかなか難しい状況ではありますが、せめてランチを外で、と思ったら、どこも予約で満席。

旅行などをしない分、少し贅沢にランチをということなのでしょう。
みなさん、考えることは同じですね。お値段お高めのお店もいっぱいでした。

コロナ禍で、お金の使い方が変わってきたと実感した出来事でした。

総務省が家計の収支について毎月調べている「家計調査」というものがあります。
私たちファイナンシャル・プランナーは、とてもお世話になっている調査です。

「食費は収入の何割くらいまでが妥当?」なんていう質問があれば、平均としてお答えするのに使うのが、この家計調査です。

家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)平均結果の概要 から、コロナ禍で変わった支出を紹介します。

まず、増えたもの(前年比)
 ・パスタ(+25.3%)
 ・チューハイ、カクテル(+33.3%)
 ・冷暖房用器具(+23%)
   扇風機、空気清浄機、加湿器を含む
 ・ゲーム機(+53.7%)

続いて、減ったもの(前年比)
 ・飲酒代(ー53.9%)
 ・背広服(ー40.8%)
 ・パック旅行費(ー70.4%)
 ・口紅(ー36.2%)

みなさんのご家庭ではいかがですか?

あまりお金を使っていないから、とランチを贅沢にしすぎて支出が増えてる、なんてこともあるかもしれませんね。

一度、家計を見直してみるのもいいかも、です。そして、家計調査、面白いですよ。

今回は、こちらのPDFからピックアップしましたので、ご興味があれば全文をどうぞご覧になってみてください。
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2020.pdf

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