いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。
最近、我が家の洗濯機の汚れが気になり、新しいものに変えようかと悩んでいます。ちなみに、平均的にはどのくらいで買い替えしているかというと、洗濯機は約10年だそうです。買い替え理由の8割近くが故障のため、そして予算は11万円程度(内閣府「消費動向調査」および総務省「家計消費状況調査」より)。
そして気付いたのです。こういう消費耐久財って、歳をとっても買い替えが必要なんですよね。うちの母を見ていると、超高齢(あくまでも「超」です)になってくると、あまり遊びには出かけなくなったり、洋服や靴もさほど購入しなくなったりと使うお金はやっぱり少なくなっていくんだなと思っていました。でも、家電や家の設備や修繕は、容赦無く(苦笑)襲いかかってくるものなんだなと改めて感じています。
というわけで、他の家電のことも気になるので、調べてみました。冷蔵庫は14年程度で、予算は約14万円、買い替え理由は故障が6割程度と洗濯機よりは少ないです。その代わり上位機種への買い替えが1割強います。でも、以前は冷蔵庫の上位機種への買い替えは2割から3割近い時もあったので、ここ数年は買い替え控えっぽいですね。
そして、テレビは10年程度、2割は上位機種への買い替え、故障は7割程度。予算は約11万円。もう一つ、大切な家電はエアコンですね。現代の日本においては、命に関わる重要な家電です。エアコンの買い替えは14年程度で予算はちょっと高くて18万円くらい。エアコンの買い替え理由は約7割が故障で約1割が上位機種への買い替え。
必需品の家電4つの平均的な買い替え年数と予算を紹介しましたが、現役時代は、ボーナスでこれをカバーする、ということも多かったと思います。しかし、ボーナスがないと、預貯金からいきなり10万、20万と飛んでいくと不安にもなりますね。
というわけで、おすすめは
「大型家電ファンドづくり」
です。
例えば、
・冷蔵庫
・洗濯機
・エアコン2台
・テレビ2台
で計算してみると、毎月約6千円の積立をすれば準備ができます。もちろん、これらをコツコツと定期預金で積立ててもいいのですが、使うスパンが10年以上なので、投資信託などの運用商品を使うのも、リスクはあるものの、選択肢の一つになると思います。
特に家電は資材や人件費、そして、性能アップなどで、どんどん高くなっている印象があるので、運用で増やすか少し多めに積み立てるといいですね。一気に出ていくと高い印象でも、毎月に分けて準備しておけば少額ですみますし、安心です。
他にも定期的に購入することになる、大きなものについては同様に準備してくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。