いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。
先日、ライフネット生命さんの勉強会に参加させていただきました。お題は「就業不能保険」。就業不能保険って必要でしょうか?生活していく上でのリスクっていろいろありますよね。病気やケガをしたり、考えたくないけれども家族に万一のことがあったり、もしくは火災や地震などで被害を受けたり、もしかしたら、他の人を傷つけてしまったり。
心の傷とか精神的な被害もあるけれどここでは経済的なことにだけ言及しますので、ご了承ください。経済的なリスクへの備え方には大きく次の3つが考えられます。
1.日々注意して過ごす
2.注意して過ごしつつも、何かあった場合には貯蓄でカバーする
3.本当に起きたら自分の経済力ではカバーできないので保険で備える
3に当たるリスクとしては
地震や水害などの自然災害火災、自動車事故の対人賠償、個人賠償、死亡
などは思い浮かぶと思います。
そして、これらが起きてしまった場合に備えて保険に入っている人はとても多いと思います。ここに加えたいリスクとして働けなくなるリスクがあります。このリスクに気づいている人は意外と少ないと思います。病気やケガなどで全く働けなくなってしまうことは、もしかしたら死亡よりも高額なお金が必要になるかもしれません。
生命保険業界で初めてこの保険を販売したのがライフネット生命さんでした。2010年に発売されてから、バージョンアップすること2回。現在の保障内容では、就業不能給付金のほか、入院見舞金、精神疾患就業不能一時金、復帰支援一時金などがあり、支払い要件も公的な制度と連動したわかりやすいものになったそうです。
ある50代男性は、病気で働けなくなり、在宅療養を続けているそうで、毎月25万円が今までに31ヶ月支払われていて、支払い継続中だそうです。ご家族の立場になったら、この保険が年金が出る年齢くらいまで出てくれたら安心ですよね。
その他の支払い事例などもお伺いして改めて働けなくなることのリスクを考えさせられた勉強会でした。保険じゃないとカバーできないリスク、一度整理してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。