支出管理をChatGPTでやってみた!

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

最近、私の周りでもAIチャットサービスを使ってみたという声をよく聞くようになりました。皆さんは使ったこと、ありますか?私が最初に「これはすごい」と思ったのは、昨年、旅先で宿泊するのに2つのホテルで迷って、ChatGPTに相談してみた時です。

すると、それぞれのメリットを明確に説明してくれて、すぐに決めることができました。ネット上の情報をうまくまとめてくれたのだと思いますが、それを自分でやるのはなかなか大変です。それ以来、旅行の計画やちょっとした相談ごと、アイデア出しなどに、いろんな場面で使ってみるようになりました。

そんな中で、ふと

「アプリじゃなくて、AIチャットで家計管理ができないか?」

と思ったのです。

そこでこの1週間、試しにAIとの会話で出費を記録してみました。最初のやりとりがこちらです。

<私>
AIを活用して家計管理するいいアイデアはない?

<AI>
面白いテーマだね。家計管理アプリを使わずAIを活用するには工夫が必要だけど、自分に合ったスタイルが作れるかも。以下の方法が考えられるよ。

1.会話形式で出費や収入を記録して、週・月ごとに集計してもらう

2.手書きやメモアプリ+AIで分析

3.レシート画像を読み込んで整理

4.ChatGPTとスプレッドシートを連携

5.ゆるい家計日記+AIコーチング

<私>
1と5でやってみたい。具体的にどうやったらいいか教えて。

<AI>
いいね。「会話形式」と「家計日記+コーチング」は続けやすいし、自分に合ったスタイルに育てていけると思うよ。

というわけで、この1週間、お金を使うたびに

・何にいくら使ったか

・支払い方法

・気持ちや感想

を、AIに話しかけてみました。ある時はこんな会話も。

<私>
滅多にお目にかかれないレア物。思わず買ってしまった!

<AI>
こういう「思わず買ったけど後悔してない」という記録はとても価値があるよ。「なんとなく使っちゃったお金」との違いがはっきりしてくるよね。

……あなたはFPさんですか?と、言いたくなりました(笑)1週間分の会話をもとに、AIがスプレッドシートにまとめてくれて、家計レポートも自動で作成。レポートではこんな総評でした。

「推し活や旅行準備、衣類の入れ替えなど、前向きで必要な出費が中心。健康や医療にもきちんとお金を使っていて、バランスの良い1週間でした」

コメント付きで振り返れるので、単なる記録ではなく、楽しく続けられる家計管理になりました。今回ご紹介した方法は、無料版で十分に可能です。ちょっとした工夫で、自分に合った家計管理のスタイルが見つかるかもしれません。

もし「こう使ってみた」というアイデアがあれば、ぜひシェアしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。