つい先日、土地の価格の一つ、基準地価が発表されました。ニュースで聞いた方もいらっしゃると思いますが、全国平均では2年連続で下落しました。
ただ、住宅地で上昇した地点もあるとのこと。例えば、東京都武蔵野市、千葉県浦安市、神奈川県横浜市神奈川区など。コロナ禍で在宅勤務が増え、都心に近いという理由よりも、在宅時間中の暮らしやすさが重視されてきたのが一つの要因のようです。
ニュースでは、話題になった箇所しか報道しませんので、ぜひ、ご自身が所有している土地は上がったのか、下がったのか、いくらくらいなのか、調べてみてくださいね。
★国土交通省地価公示・都道府県地価調査
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https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=0
土地の価格についての豆知識を一つお伝えします!
先日発表された基準地価は都道府県が「基準地」を決めて、その地点の価格について公表しています。3月頃発表される土地の価格に「地価公示」というものもあります。こちらは国土交通省が「標準地」というものを定めて、その地点の価格について公表するものです。この二つは、一般の土地取引の参考になるものです。
そのほかに、「路線価」というのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?こちらは、主に相続税を算出するときの土地の評価額に使います。
そして、4つ目は「固定資産税評価額」。これは、固定資産税を算出するための価格です。
最後の一つは実際に取引されている価格である「実勢価格」です。
つまり、いろいろ価格は発表されているけれど、その価格の通りに売買の価格が決まるわけではないんですね。
土地は<一物五価>などとも言われています。知ってるとちょっとかっこいい言葉ですね(笑)