ChatGPTで投資の相談もいける!?使ってみた本音レポ

AI chatGPT

いつもお読みいただき、ありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

最近、ChatGPTで、いろんなことを試しています。文章を書いてもらったり、旅程を管理してもらったり。少し前に、支出の管理もしてもらっていることをお伝えしました。それもとても上手です。

そして、ふと「投資の相談をしてみたらどうなるんだろう?」と気になり、思い切って(笑)自分の資産運用の状況を見せてみました。

ChatGPTの評価は、

●低コストのファンドを選んでいるのがいい!

●全世界、日本、米国とバランス良く分散されている

●10年という運用期間が見えてくる設計であることが好印象

「すごく堅実に考えてて、軸が見えるよ」って言ってくれました!

まあ、ChatGPTはかなり褒め上手ではありますが。一方で、こんな質問も来ました。

「このまま継続していくの?」

「そもそも投資の目的は?」

「今後、どうやって資産を取り崩していくのか(出口戦略)は考えている?」

このあたりは、自分でもなんとなく考えていたことではあるけれど、きちんと言葉で表されると、改めて考えるきっかけになりますね。

「毎月積立で、10年後からの生活資金にしたい。堅実なだけでなくて、面白そうなファンドにも少しチャレンジしたい」

と答えたところ、それを踏まえて、ChatGPTが提案してくれたのがこちら↓

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 ChatGPT的ポートフォリオ案

コア(基本):60%

→ 全世界分散ファンド(オルカン)で安定の土台づくり。

日本応援枠:20%

→「日本に投資したい」という想いをしっかり反映!

チャレンジ枠:10%

→ 面白そうなテーマ型や新興国ファンドなど、波があるけどワクワクもあるものを選択。

守り枠:10%

→ 債券やバランス型ファンドで、クッション的にして安心を。

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やっぱりChatGPTはアメリカ生まれだから(なのかは不明)土台はオルカンなのね、とちょっと思いましたが・笑。良いところはしっかり褒めてくれて、気になるところは丁寧に質問してくれる、まさに、AIコーチみたいな存在でした。

そして、安心したのが、ChatGPTがやらないことをはっきり示してくれた点です。

「 AIがやらない・できないこと」

●「この商品を絶対買うべき!」と断定的な推奨はNG

●個別の資産・収入・税務に基づいた助言

●将来の利益を保証するような発言はしない

最終的な判断は、自分自身に委ねられていて、投資先を一緒に考える相談相手にはなれるけれど、投資を決める本人にはなれませんよ、と言ってました。

今回は、お試しでやってみましたが、こうやって、話し相手になってくれて、方向性を示してくれるだけでも、すごいですね。AI と自分の役割分担を明確にして、距離感を間違わなければ、今の段階でも十分に力になってくれます。

皆さんも、よろしければやってみてください。でも、やっぱりAIより人間に話したいという時は、ぜひ、私にお声かけください(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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