いつもお読みいただきありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。
今年も残すところ、1か月あまりとなりました。そして、会社員の方は、もうすぐ待ちに待ったボーナスの時期でもありますね。ボーナスの使い道は考えていらっしゃいますか?
さて、今年の印象というと、私の中では「値上げ」です。いつもランチを買いに行くお弁当屋さんで、いつものメニューを買うと、今年の前半はだいたい530円でした。そのお弁当屋さんも、じわりじわりとした値上げが数回行われ・・・同じようなメニューにするとだいたい600円。
でも、中身がだいぶ減らされているので、お腹が満たされるようなメニューにすると、今ではだいたい650円。こんな感じでいろいろなものが、気付けばかなり高くなっている、という印象ではないでしょうか。
こんな物価高で、ボーナスはどのよう使うと効果的か考えてみました。
●来年も使い続けるものをまとめて支払う
1年分、まとめて支払うと割安になるものってありますよね。たとえば、Amazonプライムは、月額600円ですが、年間プランだと5,900円と、約18%引き。YouTube Premiumは月額1,280円、年間12,800円と約17%引き。
その他、生命保険の保険料を年払いにかえたり、火災保険は長期契約にして一括で保険料を支払うことで、保険料は割引になります。毎月、毎年支払っていて、やめる可能性が低いものは、まとめて支払うことで割安にならないか、確認してみてください。
●ちょっと買いだめ
そもそも、買いだめは好きではありませんが、来年値上がりしそうなものは少し買い置きしておくのもいいですね。現在、発表されていて、来年から値上がりするものとしては、
・ドレッシング
・パックごはん
・ウィスキー
・ワイン
・ポテトチップス
などがあります。
ただ、値上がりしても、セールなどで買ったほうが安くなるかもしれませんが、もし、いざというときの備蓄にもつながるのであれば、まとめ買いもいいと思います。
●これからさらに値上がりしそうなものを前倒しで
我が家のメンテナンスについて、以前、ハウスメーカーに長期計画をたててもらいました。メンテナンス時期が来たので、該当箇所の工事をしてもらったのですが、驚いたのは、その金額。数年前に聞いていた予算より大幅に増えてしまいました。
資材が高騰していること、人件費が高くなっていることが要因のようですがこの状況はこれからも続くと思います。家のことで、気になっている箇所があれば、少し早めであっても、直してしまったほうがいいかもしれませんね。ほかにも、今後も値上がりしそうなものは、少し前倒しでもいいと思います。
●運用資金にする
せっかくのボーナスです。未来のために、その一部を運用するのも効果的な使い方です。以前にも書きましたが、NISAの成長投資枠の今年の非課税枠を使い切っていなければ、投資信託などを買い足してはいかがでしょうか。
事前のまとめ買いができないものに対応するためには、値上がりしても、買えるように、資産も増やしておくことが対策になります。ボーナスだけでなく、もし余裕資金があれば、その使い道もちょっと考えてみてくださいね。
最後までおよみいただき、ありがとうございました。