50代からの住宅購入に必要な●●

いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。金融デザイン株式会社の高田です。

ここのところ、住宅ローン関係の大量原稿にかかりきりでした。そんな折、50代くらいになってくると住宅ローンを借りるのに、とあるハードルがある、という話しになりました。なんだかわかりますか?収入を得られる期間が短くなるとか、年収が下がってしまっているとか、そんな理由もあるかもしれませんが、どんなに年収が高くても、たとえ、あと30年働くことができても、借りることができないかもしれないのです。

なぜ?なぜ?

答えは「健康」です。

住宅ローンを借りるには、団体信用生命保険(団信)に入る必要があります。住宅ローンの原稿の中にも、団信の話しがあり、告知内容を見ていたのですが、こんな質問があります。

●最近3ヶ月以内に医師の治療(診察・検査・指示・指導を含みます)・投薬を受けたことがありますか。

内容にもよりますが、定期的に診察を受けて、薬をもらっているような場合はちょっと引っかかるかも。

●過去3年以内にaまたはbに該当することはありますか。

a 以下の病気で手術を受けたこと

b以下の病気で2週間以上の期間にわたり、医師の治療(診察・検査・指示・指導を含みます)・投薬を受けたこと

病名はいっぱいあるのですが、例えば高血圧とか、胃潰瘍とか、リウマチなども含まれています。過去3年以内というと、今はよくなっっていても、治療を受けてたというケースは少なくないでしょう。高血圧の薬を飲んでるという人も決して珍しくないですし。健康じゃないと、推し活もできない、と前々回で話題にしたばかりですが、健康じゃないと、住宅の購入、買い替え、建て替え、リフォームなどもできないかもしれないのです。本当に健康って大切ですね。

ただし、団信に入らなくても借りられる住宅ローンもあります。フラット35が該当します。もし、他に十分に生命保険に加入していれば、万が一の時はその生命保険で住宅ローンを精算することも可能ですね。

50代になると、今後を見越して、生命保険の見直しをする方も多くいらっしゃいます。無駄を省くということで、死亡保障の額を引き下げたりしますが、もし、住宅ローンを借りるかもしれない、という方は、念のため保障額は減額せずに取っておいた方がいいかもしれません。

とにかく。

健康第一!!です、何をするにも。

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